ヴォイスヨガを始めたきっかけとその効果!

大学3回生の時にヨーガと出会い、その後会社勤めをしながらも、時間がゆったり流れる独特の空間に魅せられて、さらにヨーガへの学びを深めました。
当時は体も硬く、ポーズもなかなかできなかったのですが(今もです( ´艸`)
ヨガ本来の修行僧のように、ストイックな霊的修行も好きです。
そんななか、何度目かのインドの“プッタパルティ”のヨガの道場のことです。
最初のカウンセリングの時から
インド人の先生が話される言葉の響きが、振動として伝わる!
そのことに気づき密かに驚きました。

インドの道場では、
先生が使われたマントラに同調して唱えます。
マントラ(मन्त्र Mantra)とは…
サンスクリットで、本来的には「文字」「言葉」を意味します。
「真言」と漢訳され、大乗仏教、特に密教では仏に対する讃歌や祈りを象徴的に表現した短い言葉を指します。
インドで使われていたマントラは、
「オーム」
「オーナ厶シヴァーヤ」
「ソーハム」etc
なかでも「オーム」(AUM) には、いろいろな解釈があります。
それはA,U,Mに分けられ、
それぞれは人間の3つの状態、たとえば「覚醒」「夢眠」「熟睡」であったり
「創造」「維持」「破壊」という宇宙の働きの象徴であったりします。
そしてこれらの音の後にくる静寂が、第4の状態、すなわち『悟り』を表します。
その昔、創造主ブラフマンがこの音を用いて今の宇宙を創世した、
という意味も込められていて、古代インドの文献ヴーダによると、「オーム」は原書音と言われています。
「オーナ厶シヴァーヤ」(シヴァ神に帰依します、という意味)や
「ソーハム」(我は神=大宇宙(神)と小宇宙(我)を一つにしていくという意味)など
インドでは、師の発せられる音が、
まさにバイブレーションとなって心身に響きわたり、
エネルギーが融合してその場の空間と一体化していくようでした
この頃から「マントラ」「声」「響き」「波動」の大切さを改めて実感し、
帰国してからも「声」「音」を探究されている方々から学びを深め、声のエクササイズにも出会い、
「ヴォイスヨガ」としてオリジナルメソッドを確立するに至りました。
「声がかれる」「聞き返される」「声が小さい」「自分の声が好きじゃない」
とかありませんか。
マントラの場合は正しく唱える必要があり、
一般的にはなかなか難しい分野と言えます。
そこで
声のエクササイズをヨガの呼吸法や瞑想とを
融合させたのが「ヴォイスヨガ」です。
ヴォイスヨガを受講された方が一番驚かれるのは、
一度の体験で声の通りがよくなり響きが生まれるという、その即効力です。
私自身は、もともと話下手で聴くほうが得意な
タイプですが、「ヴォイスヨガ」をする
ことで、自然と重心も下がり、抑揚のある声を
出せるようになりました。
(これまでは、良くも悪くも淡々とした性格に淡々とした
話し方だったと思います^^)
何より、内側からパワフルになって疲れにくくなります。
体を動かすのが苦手な方にも、ヨガの呼吸法を深めたい方にもおすすめです。
声は、まさに「波動」「振動」
思い返せば、私のヨガの道は、渡印も含めてニューメソッド「ヴォイスヨガ」に繋がります。
自分の声を好きになって人生を豊かにする❣
そんなお手伝いができればと願っています。